小さな約束・ささいな会話 | 祇園ホステス ミチルの日記

小さな約束・ささいな会話

ちゃんと接してくださるお客様ほど私達を見る目は
きびしいです。


ちゃんとしていないと、見た目は変わらないようでもお客様の
心の中は大きく変わっていたりします。


そして気が付いた時はもう手遅れ、お客様のお気に入りは
違う娘にいっっていたり、お店から遠ざかっていたりします。


少しでもマイナスポイントをつけられないようにするには
やはり「自覚している」ということが大事ですね。


こういうことをしているとお客様はこういうように感じてしまう
のではないか・・・というような「自覚」です。


何もかも完璧に・・というのはむずかしいことだと思いますが
たとえばノートにでもまとめてみると・・ポイントはそれほど
多くないのではないでしょうか。


自分自身の頭で一度整理しておく・・ということが大切です。
ホステスはお客様とお店に来ていただく約束をしたり、
同伴の約束をしたり、いろいろ約束することが多いですが、
このような営業の約束は忘れないですよね。


でも、お客様とちょっとした約束、会話は忘れることも
結構あるのではないでしょうか。


この小さな約束、会話はホステスが思っているよりも
お客様ははっきりと心にしまっておられることが多いです。


そしてある時、その約束や会話をホステスが完全に
忘れていたり、無関心でいることを知り、お客様は
お怒りにはなりませんが失望されます。


反対にホステスがささいな会話や約束を覚えており、
ホステスから話を持ち出し足りした時はお客様はすごく
喜ばれます。


私はお客様との小さな約束や、会話は大事なポイントとして
覚えておくように・・・といっても私も忘れたりするので
メモしておくようにしています。


ほんとにこれは効果がありますよ。


忘れた頃にホステスからその話を持ち出すのです。


お客様のちょっとした驚きの表情とそのあとの笑顔・・
それを見るのはうれしいものです。


お客様にマイナスポイントをつけられる前に、プラスポイントを
つけてもらえるように頑張りたいですね。