ラッキーな同伴 | 祇園ホステス ミチルの日記

ラッキーな同伴

ある社長の誕生日パーティがホテルで催されました。


社長が常連のクラブのママやお姉さん達にもお呼びが
かかりました。


私もママと同行することに・・。


始まったのが12時なのですが、延々と続き3時になっても
終わりません。4時になっても・・・。もうすぐ5時・・。


「ママ、このパーティはいつまであるんですか?」


「うーん5時か5時半くらいじゃないかな。いつも長いのよー。」


「えーっ、そんなに・・最後までいなきゃいけないんですか?」


「ほかのお店のママ達もみんな残ってるでしょ。先に帰れ
 ないのよね・・・。」


「なるほど・・」


「じゃあミチルちゃん、今夜はどなたかお誘いして同伴に
 しましょう。」


「いいですね。でも今から大丈夫でしょうか?」


「そうね、メールだと返事が返ってくるまで他の方をお誘い
 できないから電話をしてみましょう、」


ということでロビーに出てママが携帯を出そうとした時、


「やあ、ママ、ミチルも・・何してるんだ?」


「え?わーMさん!」


Mさんは常連の社長さんです。


「きょうはパーティーがあり、参加してるんです。」


「そうか、もう終わるのか?」


「はい、もうすぐ終わります。」


「じゃあ、終わったらここでご飯食べよう。そのあとお店に
 行こう。」


「え、いいんですか?ありがとうございます。」


ママと私は顔を見合わせて思わずにっこり。


こういう偶然もあるんですね。うれしい偶然・・。


このあとおいしい中華をご馳走になりましたが、紹興酒を
三人でたくさんいただいたのでお店に行く前にみんな
ほろ酔い状態。


お店に入ってもテンションの高い状態でまたまたたくさん
お酒をいただきました(笑)。


前後不覚にはならないようになんとか帰宅。


明日のためにすぐに眠りについた私でした。