携帯電話は・・ | 祇園ホステス ミチルの日記

携帯電話は・・

あるお客様のあるホステスへの苦言。


よく同伴されるお客様。


担当のホステスはこのお客様によく助けてもらっています。


お店にとっても大切なお客様。


でもある時、愚痴をこぼされました。


まず同伴を決めるときの会話・・・


「今日の夜、時間があきそうなので同伴にしようか?」


「はーい、大丈夫です。ありがとう。」


「時間がはっきりしないので7時から7時半くらいに
 すぐに出られるようにしておいてくれよ。こちらから
 時間は連絡入れるから。」


「はい、わかりました。じゃあ電話待ってますね。」


と、このような会話で同伴が決まることが多いようです。


ここまでは何も問題はないようですが、お客様の
仕事がすんで携帯に電話をかけた時に問題が・・。


次のようなケースが多いそうです。


1.お風呂に入ってるのか何をしているのか知らないが
  電話にでない。
  何回かかけ直してようやく繋がったりする。


2.あらかじめ時間帯を話してあるのに準備が出来て
  いないことが多い。


いかがでしょう。このお話を聞いたら「それはよくない」と
いうことにはなるでしょうが、現実にはすごく失礼なことを
していることに気が付かないといずれ良好な関係は
こわれてしまうことでしょう。


1のケースでは


お客様が電話をされた時はタクシーに乗ってもう祇園に
向かっておられたのです。その時連絡が取れないと
お客様は待ち時間が発生するかもしれないし、また
それ以前にお客様も不安になると思います。


お客様は時間を言っておいたのに何をしているんだ・・
と、不満を持たれて当然です、


2のケースでは


これはもう論外で時間を言われてるのに準備ができて
いないのではお客様も怒ります。


ホステスは時間にルーズな人が多いのは以前に書きましたが
お客様との約束の時間帯に携帯に出られない状態・・
というのは信頼を損なっても仕方ありません。


たとえお風呂に入っているにしても携帯が鳴れば気づく
状態にしておくのは当然のことだと思います。


お客様も誘ってやろう、喜ばせてやろう・・という気持ちは
薄れていく・・。


信頼を得る・・ということがプロのホステスなら最高の
目標なのではないでしょうか。


それが一番自分の仕事に繋がるもですから・・。
地道な積み上げをおろそかにしないようにしたいですね。