祇園ホステス ミチルの日記 -10ページ目

お客様のランク?

お客様にお店はランク付があります。
といっても表に書いているわけではありません。
明確に分けてるわけでもありませんが、
現実には微妙に存在します。
やはり、売上の多いお客様、よく来ていただける
お客様、時にはママのお気に入りだから(笑)、
とかでランクが存在します。

店にとってランクの高いお客様は出費が多く
大変です。
お気に入りのホステスとの日常的な同伴、
キープ以外の飲み物の(ホステスが頼む)
注文。ママやチーママ、中のいいホステスの
誕生日のお花やシャンパン、イベントの参加、
お客様の少ない時の来店依頼・・・・etc。
よいお客様には危険がいっぱい(笑)。

それに対してよいお客様が受ける特典。
・無理を言える。
・誕生日にはたくさんのお祝いをもらえる。
 シャンパンを開けて祝ってくれる。
 ママや担当からは高級品がもらえる。
・お中元やお歳暮が届く。

どうでしょうか。誕生日にプレゼントをもらっても
そのお店に行くわけですから結局もらう以上の
出費になり、割があいません。
まあ、だからいいお客様なのですが(笑)。

あ、お店の女の子をよく知ることができるので
くどける可能性が普通よりあるかも(笑)。
余談ですが、たまにしか来ないサラリーマンの
方とかはホステスをくどくのは現実問題として
むずかしいです。

いいお客様なるって出費がたいへんですね。
でも決してお店側の良いお客様になろうとする
必要はありませんよ(笑)。
ホステスに好かれる方法は別にもあるはずです。
お客様は店側のよいお客様にならなくても
楽しめたらそれでいいと思います。
是非楽しんでくださいね。

ホステスの兵法


【将を射んと欲すればまず馬を射よ作戦】
新しいお客様が来られた場合、なんとか気に入って
もらおうとしますよね。そのためには楽しんでもらわ
ないといけない。
例えば社長さんや役員の方が若い部下をお連れに
なって飲みに来られた場合。
その席に着いたホステスさん達は上客になって
もらおうと、社長さん、役員の方をターゲットにします。
ここまではだれでも同じだと思うのですが、出来る
ホステス(私の先輩)のお姉さんは違いました。
若い部下の方とまずおしゃべりして、仲良く親しげに
会話をはじめます。若い部下の方は綺麗なお姉さんと
仲良く会話できてご機嫌。
なにやら一通り会話したあと、ようやく社長さん方との
会話に参戦。

結果はそのお姉さんとの会話が盛り上がり、社長さん
方は大満足。「楽しかったよ。これからは君を訪ねて
またくるよ」とありがたいお言葉をいただき、次回の
ご来店はそのお姉さんと同伴してこられ、きっちりと
その後もお姉さんの上客として続いたのでした。

もうおわかりだと思いますが、そうなんです。
お姉さんか最初の若い部下の方との会話の中で
上手に社長さんの趣味や好きなこと、仕事のこと、
家庭のことなどを聞いていたのです。
可愛そうにお姉さんにお相手をしてもらって喜んでいた
部下の方は悪く言えばだしにされたのでした。
その結果、後から会話に入ったにもかかわらず、
会話の主導権を得て、気に入られたのでした。

もちろん、絶対にうまくいく方法などはないでしょうが
やはりホステスにも戦略・戦術は大事なんだと
感じました。それ以来私もいかにしてお客様に
喜んでいただけるか・・ということをより深く考える
ようになったのです。

多分、できるホステスの方はそれぞれに自分の特徴・
個性をいかしたやり方を持っておられるのでしょう。
ミチルもまだまだ勉強中です。

誕生日のホステスは・・

ホステスの誕生日にはできるだけたくさんのお客様に
来ていただかないといけません。
全く来ていただけなかったりしたらお店に顔向け
出来ないし、面子丸つぶれです。
なので誕生日が近づいてきたら懇意のお客様に
アプローチをはじめます。
私の場合は1ケ月くらい前から私の口座(担当)の
お客様や親しいお客様に声をかけさせていただきます。
去年の私の誕生日はおかげさまで盛大に祝っていただき
ました。
来ていただいたお客様、当日無理なお客様、かなりの方が
お店にお花を送ってくださいます。
おかげでお店の中はお花であふれかえっています。
もったいないなとも思いますが、クラブでは慣習化されて
いるため、お花がこないのは人気のバロメーターと
なってしまいます。
さて、お祝いに駆けつけてくださったお客様には、ミチルが
順番に席を回っていきます。
席につくと、お祝いにシャンパンやワイン、ドンペリ等を
頼んでくださり「乾杯!」「おめでとう!」がはじまります。
この飲み物代の売上がばかになりません。
1本5万、安いのでも3万しますから。
ただ誕生日の当事者の私はそれぞれの席で飲まないと
いけないのでたいへん。
私をごひいきにしていただいてくださる、お客様がお祝い
していただいているのですから、何があっても1杯は
飲み干さないと席を立てません。
気が張ってるので酔っ払いながらもラストまで何とか
持ちますが、終わったあとはもう何がなんだかわかりません。
どうして帰ったかもわからず、翌日は激しい二日酔い。
お店に出る時間になっても回復しませんが、昨日に
これなかったお客様がきていだけるので、また頑張って
飲むことになります。
うれしいのと苦しいのとでさすがにいつもの表情が
つくれません(笑)。
お店は期待通り以上の売上があがったようで
ママから「よく頑張ったわねー」と満面の笑み。

大なり小なり、ホステスの誕生日はこういうものです。

反対にお客様のお誕生日は絶対に忘れることはできません。
お客様のお誕生日にはお店からシャンパンを出し
お祝いします。
担当の私はお祝いのプレゼント。私はお客様によって
普段の会話から差し上げるものを決めています。
金額も1万~3万というところで、毎月何名かいらっしゃる
ので出費がばかになりません。
でも差し上げるお客様が多いのは頑張ってきたことへの
私の財産としてありがたく思うようにしています。

お客様が増えても、よく気の付くミチルでいるように
これからも頑張ろうと思います。

悪いホステス

ホステスは客さんをつかみ、売上を上げるために
頑張る。というのは当然ですよね。
まあ、最近はプロ意識のあるホステスは少なく
なってきました。ホステスはレギュラー、バイト
コンパニオン等に別れます。
レギュラーはもちろんお店の専属で売上を上げる
ために頑張ります。売上で収入がかわるのですから
当然ですよね。バイトになると、頑張るホステスと、上手に
働いてお金さえもれえればいい、というホステスまでいろ
いろいます。 ちょっと話がそれつつあるので
今日書きたいこと・・は、悪い?ホステスにかかった
ために、大変なめにあった良いお客様?のお話。
最初に書いたようにホステスは売上を上げるために
頑張ります。そのためにはお客様に気にいられないと
いけません。
そのお客様ですが、祇園のクラブにデビューしたところ
という方がいらっしゃいます。もちろんちゃんとした方が
多いですが、中にはこういう世界は今までではじめて
プラス扱いやすそう(ごめんなさい)というお客様。
このタイプの方が悪いホステスにねらわれやすいです。

悪いホステス(以後悪子)はそういうお客様にねらいを
つけると、あの手この手で気に入られるように持って
行きます。もう「ラブラブ」モードです(笑)。
ねらわれたお客様(以後A太郎さん)はもう、おれは
祇園でもいけてるんだ!とばかりその気になってしまい
悪子に通いつめることになるのです。

まあ、ここまでなら悪子・・とまではいいませんが、
あとは高級品を貢がせたり、同伴を頻繁にさせたり
徹底的にお金を使わせようとします。
体をえさにもしているのですが、なかなか体を
与えることはしません。 クラブ慣れしたお客様なら
とっくに見切ってしまうのですが、A太郎さんは
とことんひっぱられるのです。

あげくが、悪子はAたろうさんに借金までして、
A太郎さんはいよいよ悪子と結ばれる・・という
ところで悪子はその店からドロン。

これは最悪のケースですがない話ではありません。
悪子でなくても、お店の中でなら、ホステスはみな
女優になります。それでお客様を夢を見てくださり
いい気分で帰っていただけるのです。
まあ、きれいごとだけではすまない世界ではあり
ますが、祇園デビューなさる方、あまーい夢を
見させてくれる悪ーいホステスにはご用心。

最後に、祇園にはいいホステスもいっぱいいます。
怖がらずに来て下さいね(笑)。

銀座のホステスに・・・

上場企業のF社長。以前京都に来られた時に、
お店にご来店。そのときに私は接客させてもらった
のですが、すごく気にいってくださり、京都に
来られた時はたいていは顔を出していただける
ようになった。
ご来店になった時のことですが、東京の話題に。
「Fさん、来週ミチルは友人の結婚式があり
 東京に行くんですよ」
「え!いつなんだ?」「日曜日に結婚式があるので
 土曜日に行くつもりしています。ごはんでも
 食べさせてくださいよー」
と軽いのりで言ってしまった私。F社長の反応は
私が予期したものと違った。
「よし!じゃあ金曜日に出てこいよ」
「食事のあと、銀座のクラブに連れてってやる」
「えっ!でも私、金曜日はここのお仕事が・・」
「大丈夫だよ、ママに言ってやる。東京での
 滞在費も払ってやるから安心しろ」
F社長はすっかりその気である。
でもママが上手に断ってくれるだろうと思いきや
あっさり承諾!なんでよーー??
「ミチルも銀座のクラブに行って勉強じてきなさい」
うーんそこまで言われるならとことんお言葉に
甘えよう。
ということで金曜の午後の新幹線で東京に、
ホテルにチェックインした直後にF社長から電話が。
「6時に迎えにいくから用意しておくように」
「はいっ!わかりました」
ジャスト6時に社長専用車でご到着。
銀座の多分有名なお寿司屋さんでたくさんの
お寿司をいただいた。すごくおいしかったー。
この後いよいよ銀座の某高級クラブへ
なにかドキドキワクワク、少し緊張のミチル。
そして到着。「いらっしゃいませ!」
社長が大物だからなのか、すごく丁寧・・・
いや銀座の高級クラブだからいつもこうなんだろう・・
でも、ホステスさん達はすごく豪華でみんなきれい・・
女性の私から見てもうっとりするような人がいる。
うーん、あの方なら抱かれてもいいかも・・・
あ、私はややM気があるのはいいましたが、
少しだけ女性にも興味があります(笑)。
でもレズの経験は全くなく、精神的な面で。
でもこんな人にせまられたら否む自信がない(笑)。
と思ってる間にママが御着席。
「Fさん、いらっしゃいませー。あら、今日は綺麗な人を
 連れて。Fさんが女性同伴なんてめずらしい・・」
今日のミチルはホステス服ではないので、ホステスとは
わからないかも・・・と思ったがやはりママの目はするどい。
「失礼だけどご同業?」「はい!そうです」
「ママ、このこはミチルといって私が京都に行った時に
 このこに会いに祇園のクラブに行くんだよ」
「あらー祇園のホステスさん。そうなのーーどう?銀座は」
「はい、すごく高級感があって、綺麗な方ばかりですごいです」
「こんなところで頑張れたらいいでしょうね」
「そう思う?じゃあうちにいらっしゃいよ。来週からでもいいわよ」
へ・・・!!??何???冗談・・??リップサービス??
とまどっていたらF社長が
「うんそうだな、それがいい。ママもいいこと言うなーミチル
 そうしなさい。私がいいお客さんになってやるよ。でも
 このお店だとマリア(担当のホステスさん)がいるから
 担当のいない店に行くか!」
「ちょっと!Fさんっ!何いってるんですか。うちの店に来てって
 言ってるんですよ。怖いこと言わないで!」
F社長の怖い提案にママも過剰反応、怒ってる。
「ママ、冗談だよーこの店でいいよー」
って・・勝手に決めないでほしい・・・・・。
「あなた、祇園でいくらもらってるの?」
「はー。******ですけど」
「そうなの、じゃあ内は******と特別に支度金として****
 出すからできるだけ早く来てちょうだい。」
とういうか私はまだ京都から出る気はないんですけど・・・
でも時給がびっくりするほどアップのご呈示・・・・
「ママはミチルが気に入ったみたいだな。実際いいだろ?」
「このこは人気でますよ。Fさんありがとうございます」
っていうか私の気持ちは聞かないの???

結局は今はまだ考えられない・・と何とかその場は
納まったのだが、ママには私の連絡先等をしっかり聞かれ
F社長はママの手下となり今後、京都に来られる毎に
私を銀座に引っ張る役目となったのでした。

あなたの頭はどんな構造なの!(怒)

昼間はちゃんとしてるんだろうと思うのですが、(そうでない人もいる)
ちょっと引いてしまう方はたくさんいらっしゃいます。
今日はランダムに紹介しちゃいます。
1.SM好き A氏
  「ミチルを縛らせてくれないか」[Hはしなくていい」
  「ミチルはいい絵になるよ、想像しただけで興奮する。」
  「縛らせてくれたら100万出すよ。いいだろ?」

 ミチルは訳の分からない方に縛られたくありません!
 縛られてしまえば何されても抵抗できない!
 M気はあるのでちょっと興奮する部分もある(笑)
 先にお金の話が出てくるような話にはのらない!

以上のことを総合的に判断しお断りいたしました。
でもそれ自体は興味あり・・彼氏だったらOK??

2.メール好き?電話好き?・・暇??
 ミチルもホステスです。お客様には名刺も渡します。
 聞かれれば携帯の番号もアドレスもお教えすることが多い。
 2・3度付いたあたりから始まりました。
 そう、メールと電話の嵐が・・
 その方は夜中も朝も昼もおかまいなし、電話・メールを
 1時間に二回はしてくる。当然中身はまったくない。
 今から会おうよ。今日暇?お昼食べない?彼氏いるの?
 写真とらせて。ドライブしよう。映画見よう。旅行行こう。
 自宅教えて・・・

これはもうストーカーに近いですよね。
ノイローゼになるかと思いました。

3.靴のプレゼント B氏
 ミチルの誕生日が近づいていた時。
 B氏がお店の中で、
 「ミチルの誕生祝いに靴を買ってやろう」
 「今度の日曜日にいっしょに見に行こう」
 「え、ありがとうございます。いいんですか?」
 
 ホステスは基本的にはお休みの日は自分の時間を
 持ちたいと思っています。もちろん大切なお客様のご要望
 には出来るだけお応えしますが。B氏はあまり知らないし
 そんなにお店に来られるわけでもない。
 でも誕生日プレゼントを買ってやるからと言われたら
 仕方がない・・
 ということで日曜日に待ち合わせしてお買い物に・・
 「ミチル!これがいいだろう。このあたりのを選びなさい」
 「はーい」  と見たら B氏がこのあたりと言ったゾーンは
 3000円~5000円のゾーン
 ミチルも一応はわきまえている人間のつもりです。
 金額でどうこういうタイプではないのですが、日曜日に
 連れ出してこれは・・・・。
 お水の世界を知らない方は、その値段でもありがたく
 思わないと失礼だろう・・と言われるかもしれません。
 でももしこの話をホステスさん達にしたら笑い話に
 なってしまう。
 結局その中で選んで買っていただきましたが、ここまでなら
 いいんです。そのあとのB氏の言葉が・・・・
 「ミチル、このあといいことしようよ。いくらでやらせる?」
 ?????!!!!ぷちっ!!!
 その後、ミチルにしては品のない言葉をあびせて帰りました。
 その時はくやし涙があふれましたね。

 長々となってきましたので今回はこのへんで。

枕ホステス・・

祇園のホステスにもいろんな人がいます。
容姿・年齢・性格・考え方・・みんな違うのは当たり前
ですが今日は同じお店で働いていたれいな(仮名)のお話。
最初れいなは特別美人ということもなくどちらかというと
地味な存在でした。
でも、お客さんをつかみ、お金を稼ぎたいという気持ちは
すごく強いホステス。
でも、ひいきのお客様もなかなかできなかったのが
ようやく一人れいなを気に入ってくれたお客様が出来ました。
その方は確か中古車販売会社を経営するP社長さん。

れいなにとっては初めて気にいってもらったお客様。
メール、電話をP社長に集中攻撃。
お店にきていただいたら必死でお愛想をふりまくれいな。
でもその状態は長くは続かず、P社長は別のホステスに
目がうつりはじめました。

あせったれいなは、そう、女の武器を使ってしまいました。
そのかいあって、P社長はれいなの売上に協力する
ようになり、れいなに高級な物を買い与えた。

それ以来れいなはこのやり方でお客様をつかみ、
売上を上げて行きました。
でもこのやり方が長く続くわけもありません。
お店のホステスにも知れ渡り、お客様の中にも
そのうわさがひろがりました。
そして最後はやめていくことに・・。

私はお客様とそういう関係になって売上をのばしたいとは
思いません。反対にお客さんがお店にこなくなることも
多いでしょうね。
というものの、私もお客さんとHしたことが一度もないのかと
いわれると・・あります。
好きになってしまいそういう関係になったことはあります。
あとはいやな思いでですが私の意志に反して・・という
こともありました。(また別の日に書きます)

まあ、クラブによくこられるお客様はホステスをくどきに
きてる方が多い(ほとんど?)ですから大変です(笑)。
今日はだらだらと書いてしまいすみません。 ミチル。

お化けの日 変身バニーガール

2月3日節分の日は祇園では「お化けの日」という名の
イベントを行いお客様に来てもらいます。
[お化けの日]とは・・
かつて京都には、節分の日に女性が男性に扮したり、
お年寄りが若い娘さんの格好をしたりしてお宮参りをする
風習がありました。もともとは女性の厄除け髪のことで
「お化髪」と書きます。昭和40年代頃まで盛んだった
この行事も、今では花街で受け継がれているだけで、
一般にはほとんど見られなくなってしまいました。
(以上 引用) てへっ(笑)。

ということで私たちホステスは何をするかというと
いろいろなキャラに変身します。
たとえば、看護婦・チャイナドレス・マリリンモンロー風
ミニスカポリス・バニーガール・花魁・etc etc・・・
ただこれだけなのですがいやがるホステスも多い。
だから、何になるかは場合によっては奪い合いが
発生することも、出社?拒否症候群のホステスが
発生することもあります(笑)。

かくいう私は何を選ぼうかと思案していたところ
ママが私に言った。
「ミチルは背も高いし凹凸もしっかりあって見栄えが
 いいからバニーガールをやりなさい」
がーん!!、それって業務命令?強制?拒否権無し?
聞くまでもなく私は確定してしまいました(泣)。
ちょっと露出度高くありません???
従順な私は心の中で不満を言うだけでした。

私の担当のお客様に早速メール営業をかけたの
ですが、たいていはミチルは何になるか聞いてきます。
「バニーガールですよー」
やはりというか、なんというか、反応がいい!
エーッ、何でみんなお店にきてくれるの?
できたらお店には分散して来てほしいのに・・
そう、みんな普段は露出しない部分を見たくて
来る・・・らしいです。
とはいうものの、少し見られてみたい気持ちも
持ってしまう私・・・ミチルは露出狂なのか??
確かに少しM気が存在している私なので
見られて恥ずかしいのが快感に・・などと
想像してしまいました(笑)。

当日は私のお客様がたくさん来てくださり、お店は
大盛況、入れないお客様もいらっしゃり、ごめんなさい!
でも私のお客様がこんなに来てくれたのはうれしいけど
しばらくだれも来なくなるのでは・・・と恐ろしい推測を
してしまうミチルでした。
普通のミチルも見てね!!

ホステスにもてるには・・ お客様の立場から・

ホステスからもてるお客様、お店から好かれるお客様、
そしてきらわれるお客様、ママやホステス側の立場から書かれてる
ことが多いのでだいたいパターンが決まっていますよね。
それはそれでその通りだと思いますが、少しだけ
お客様の立場になって考えてみました。
ママ・ホステス側からの通常パターン
もてるお客様
1.金払いがいい
2.いやらしいことをしない
3.話がおもしろい
4.よく来店してくださる
5.無理をきいてくださる(同伴等)
というようなところでしょうか。もてないお客様はこの反対ですよね。

これを見てお客様はなるほど・・と思われるでしょうね。
確かにその通りなんですが、これを100%実行しようと思うと、いやらしいことをしない・・話がおもしろいはともかく、
相当なお金持ちでないと無理ですよね。
これは100%お店側の論理ですよね。そういうミチルもこの五つの条件を満たしてくれる方がいればそれは大事にするでしょう。
商売なのですから。

お客様はあわよくばくどきたい・・と思ってこられる方が結構いらっしゃいます。
ある程度のお金は使って、お店に通い、ホステスと仲良くなり、
いいお客様だと思われないとくどけませんよね。
ではいかに出費を押さえていいお客様だと思ってもらうか・・・
これが問題なのですが、私はいかに演技をしてオーラを出すか・・。
だと思います
ホステスもお客様にはある意味演技全開モード?で接しています。
お客様だけ手の内をさらけだす必要はないでしょう。
もちろん、みえみえの自慢ばかりではだめですが。
私なりにポイントを整理してみますと
1.はじめてお店に行った時、ホステスはきっとお客様には失礼ですがお客様
を値踏みすることでしょう。
  会話のなかからさりげなく聞きだそうとします。
 「よく飲みには出られるんですか?」これに「めったに出ないよ」
二、三ヶ月に一度」とか正直に答えているようではいけません。
 「そうだね出ない週もあるけど週に一度は出てるね」
 「お誘いが多くて弱ってるよ」とか結構出てることをにおわす返事が大事です。
  これでやる気のあるホステスなら張り切って気に入られようとするでしょう。
2.「どのお店にいかれてるの?」
  次に多いのがこの質問でしょうか? ホステスにもお店間でつながりが
  あることが多いですからボロがでないように答えないといけません笑)。
  
  実際に行っておられるお店があればその名前を出すのはいいでしょう。
  でも常連というお店がないのなら、
 「いろんなところにボトルはあるけど、あまり行けてないとこが結構
  あるよ」というように具体名は避けてぼかす方がいいかもしれませんね。
3.「どんなお仕事されてるんですか?」
   この質問が一番苦しいですよね。
   ここはのらりくらりと会社名を言わずにいくか、うそをつく!ことですね。
   名刺をくださいと言われることも当然ありますから今後
   のことをよく考えて行動してくださいね(笑)。
 
細かいことも書くといっぱいあるのでこれくらいにさせてもらいますが、要は相手の信じてもらえるようなオーラを出していれば大丈夫だと思います。
身なりは詐欺師のように??センスはある程度会った方がいいし、会話が上手な方がいいのはもちろんだし、エロエロ全開はだめですよ(笑)。
クラブに行かれるお客様、是非大きく見せてたくさんもててくださいね!




祇園ホステス日記 変なお客様PART1

祇園でたくさんのお客様を見ていると変わった人が結構います。
私的には、いったいどういう神経?異常?というゾーンです(笑)。
《電話魔のお客様》
ホステスをしていたらお客様にメルアドや電話番号をお教えする
ことは多いです。そうしていかないと、お客様をゲットできませんから。
お教えしたお客様の中に異常ともいえるくらい電話をかけてくる方が
いました。お教えした翌日に早速電話がかかってきて
「今夜ごはんいこうか?」「ほんとですか?うれしいです」
という感じで同伴したのですが、ここまではいいお客様だったのです。
しかし、翌日の朝7時頃に電話が・・こんな早くから何かと思い
電話にでてみると・・「今何してる?」「はい???・・寝てました」
「今日お昼ごはん食べにいこう」 「急なので今日はちょっと・ごめんなさい」
ここからでした。1時間に1度か2度の着信がはいりだしたのは・・
しかも内容がひどいんです・・というか????
 「今日はどうしても無理かい?」
 「会えないなら電話でおしゃべりしよう」
 「お店休んでデートしようよ」「ミチルはエッチは好きかい?」
 「声は出るほう?」「今まで何人とやったんだい?」
 「ミチルを縛りたいなー」 etc・・・
もうあきれるのと怖いのとで電話に出ないようにしたのですが
でなくても着信は続き、神経をすり減らすことに・・
最後は携帯をかえたり、ママに相談してやめるように言って
もらったり大変な目にあいました。
まだまだいろんな方がたくさんいらっしゃいますがその紹介は
次回に・・。