祇園ホステス ミチルの日記 -7ページ目

新人ホステスの教育は・・2

新人のホステスさんの教育についてはいろいろな
ご意見をいただきました。

教育もせずに、接客をさせるのは、すべてが悪い
ことになるか・・というと確かにそうではありません。

新人です・・と紹介されれば、お客様もそういう目で
対応してくださいますし、反対に初々しさを喜んで
いただいたりします。
それどころか、しばらく助けてやろう・・と思って
いただいたりして、新人ホステスにとっては非常に
ありがたいお客様が出来たりもします。

こういうことは、願ったりかなったりですが、いつも
このようにうまくはいきません。

やはり教育できてないことでお客様からお叱りを
受けることも多いのです。

そのお叱りの中身は・・というと。

・接客中、話の合間合間に「ごはんに連れていってください。」
 と言われ、しゃべる気がなくなった。

・メールアドレスを熱心に訊くので教えてやったが、まったく
 連絡してこない。別にメールをしてほしい訳では
 ないが、してこないなら聞かない方がいい。

・気分を明るくしてもらおうと思ってお店に来たのに、
 新人のホステスは、固くなっていたのか
 あまりしゃべらないので、こちらが気をつかってしまった。
 つけるのはいいが、長い時間つけたままにするのは
 店側の気配りがたりない。

・仕事の出来ないホステスを一人だけでつかせるな。
 この店の私に対する扱いはそういうことなのか?

・その他・・・・・・

こういうことを私が担当しているお客様から言われることが
あります。
「ほんとうに申し訳ありません。」と申し訳ない気持ちや
恥ずかしさで、申し開きもできないのですが、
教育以前の問題もあり、暗くなってしまうこともあります。

お客様のお叱りはできるだけ、上に報告するようには
していますが、私は一ホステスに過ぎず、無力感も
感じます。

もちろん、こういうことで、お客様が怒ってお店に
来ていただけなくなる・・ということはめったにありませんが
お客様の満足度は確実にマイナスポイントとなっており、
マイナスポイントが積み重なると、ボディブローの
ように営業に影響してくることでしょう。

お客様の満足度を日々アップしようと考えること、
問題意識を持つことは大切なことですよね。

新人ホステスの教育は・・

「いいお店」にとって大切なものとはなんでしょう。
会社には「経営理念」というものがあると思います。
会社の考え方を従業員に明示し、その理念に
従って、みんなで良い会社にしていこう・・という
ことではないかと思います。

私達のお店はそれほど大きくはないかもしれませんが、
やはり、経営される方は日々心をくだいておられる
ことでしょう。

何か大きなお話になってしまいましたが、今日、
私がお話したいことはホステスの教育・・ということに
ついてです。

中でも、新しいホステスさんへの教育は、少し
問題があるのでは・・と感じることがあります。

祇園では、今はどこも似たり寄ったりのようですが、
新人への教育・・という点では、ほんとうの最低限の
対応を教えるだけで、あとは実践あるのみ・・
というのが現状です。

そして時には新人のホステスを、お客様とマンツーマンで
つかせることもあります・・。

私は、スタッフやホステスのキャラはそれぞれ
違っても、お店のやり方・・というか、根本になる
ところは統一されている。
このようなお店であればいいな、ありたい・・と
思っています。

なんでもそうだと思いますが、やはり基本が大事。
ホステスは実践で勉強するもの・・と言われる方も
結構多いです。
確かにそれはあるでしょうが、新人にまでそれを
当てはめるのは、お客様に対して失礼ではないかなと
思います。
そしてそれは、お店に対するお客様満足度にも
影響しているのでは・・と不安になりますね。

そんなこと言ったらコンパニオンは全く知らない
こでも、いきなりお店で働くじゃないか・・
と言われたらその通りです。

ここに今、祇園のお店をいいお店にしようと思っても
むずかしい問題があるような気がします。

このようなことをまじめに考えているのは私なんかより
経営されてる方達の方がもっと真剣だと思います。

以前、コンパニオンのお話をした中で、銀座のクラブには
このシステムはない・・と書きました。
それは銀座の質の高さを維持するため、プライドを
保つためには、受入れられないシステムなのでしょう。

このためなのか、銀座の売上のホステスさんでなく、
ヘルプの専属契約をされている方達のレベルは、
残念ながら祇園のアルバイトの方達より、きっちりと
されているように感じます。

なんとか祇園のお店が自信を持ってお客様を迎える
ことができるようにするのはむずかしいことなので
しょうか。

目先の利益に走らず、お客様の満足度を上げることにも
力を注ぐ、「余裕」、「ゆとり」が必要な気がします。

新地の集まりに参加

昨夜はお客様(W社長)がつくられたいろいろな業種の方が
お集まりの会合に出席させていただきました。

W社長がこの会の会長をなさっており、会員にはいろいろな
業種の社長さんや、役員の方、幹部の方、先生と呼ばれる
方々、中には新地のママさんや、職人の方もいらっしゃいます。

現在のメンバーは50名ほどらしいのですが、皆さん
お忙しいので、会合の出席率は5割に行くかどうか・・という
ところらしいです。

会合・・といっても、宴会をしてクラブで遊ぶ・・という、
いたってフランクな会合。

会費は出席者は一律5万円とお安い・・とは言えない値段。
でも、皆さんはこの気楽さが気に入っていらっしゃるようで
むずかしいお話はあまりでません(笑)。

ただ、こういう会合ですので、みなさんご自分のお仕事が
いい方向に行くように活動はされます。

新地のママさんはこの会合の出席率は、ほぼ皆勤で、
はじめての方には名刺を配り、営業活動に余念が
ありません。

私はお会いしたことはもう何回もあるのですが、最初は
「あなたは、どこの人?」という感じでにらまれましたが
祇園と聞いてからは仲良くさせていただいております(笑)。

私がこの会合に顔をだすようになったのは、
もちろん最初にお話した、この会合の会長のW社長。

「ミチル、今度宴会があるから顔を出しなさい。」
私はきっと同伴にしていただけるのだと思い、
「ありがとうございます。いつでしょう?」
でも返ってきた言葉が、
「その日はお店は休みになるからね、ママには
 私からも言っておくよ。」

「はい???」

W社長は、店を休ませて強引にホステスを呼びつける
ような方ではありません。
お話を聞いて、W社長の真意は、私をその会合に
連れて行き、いいお客様になっていただける可能性の
ある方達を紹介してあげるから頑張りなさい・・
ということでした。

いつも新地で会合は開かれるので、
祇園のクラブ関係の人はまだ一人もいないとのこと、
そのような会合に連れて行っていただける、そして
私を選んでいただいたことに頭がさがる思いで
ほんとに感激したものです。

以来、その会合には出来るだけ出させていただき、
地道な営業活動を展開し、大阪の方が多いにもかかわらず、
今では、私のお客様・・となっていただいた方が少なからず
いらっしゃいます。

いいお客様にめぐりあう・・のは運かもしれません。
でも一人一人のお客様と心あるおつきあいを
していれば、いろいろな形で新しい出会いの機会が
いただける・・。
普段から地道に精進していないといけませんね。

今日は愚痴です。

この業界どろどろした話は事欠きません。
北海道でラーメン同伴されたお客様とかはすごい
お客様の範疇ですが、お金を使って女を手に入れよう・・
という方は結構いらっしゃいます。

私もそういうお話なら、残念?ながらあります。

・いくらならやらせるか言ってみなさい。
・マンション買ってやるから愛人になれ。
・後でホテルに来るように・・と鍵を渡そうとした人。
・アフターで知らない間に変な薬を飲ませた人。

まあ、このような方は、まず、お互いの人間関係が
できそうにない方がほとんどです。

ホステスとして頑張ってる方なら、嫌な思いを
されたことは少なからずあると思います。

お客様の中には、ちゃんと接してくださる方も、
所詮ホステス・・という接し方をされる方もいます。

いちいち気にしてたらホステスはつとまりませんが
どうしても落ち込むことはありますね。

今日は私の愚痴・・・

私はお百姓さん?

お客様に対するお店の営業姿勢、ホステスの営業姿勢には
それぞれカラーがあります。
はっきりと分けるとしたら、「売上に走るお店・ホステス」と
「がまんして売上至上主義に走らず、お客様を育てよう
 とするお店・ホステス」でしょうか。

「育てる」という言い方はお客様に失礼かもしれませんね。
要は、お客様に対して売上に走らず、誠実な接客を
心がけることにより、お客様に「いいお店だ、また来よう。」
「いいホステスだ。ひいきにしてやろう。」と思っていただく
ことでしょうか・・。

以前聞いたお話に、営業姿勢を例える言い方として
1.狩猟型
2.農耕型
この二つの言い方があるようです。

1.狩猟型・・・目先の利益に走り(売上に走る)、どんどん
 お金を使わせて稼ごう・・という営業です。

2.農耕型・・・お客様に気に入っていただけるよう大切に育てて
  末永く収穫が出来るように・・という営業です。

「狩猟型」を私達の業界に例えると

・ホステスにドリンクをどんどん頼ませる。
・ボトルが早くなくなるように飲ませる。
・ボトルがその日になくなりそうなら、ホステスを
 動員してでも空けてしまう。
・明朗会計でなく、いい加減な会計をする。
・店への誘引、同伴依頼が激しい。
・お客様の区別なく売上に走る。

「農耕型」を私達の業界に例えると

・ホステスは無理に飲んだりしない。
・ボトルがなくなりそうでも、そのままにしておく。
・明朗会計である。
・無茶なお願いはしない。
・お客様のことをよく理解しようとする。

少し極端かもしれませんが、お店もホステスも
この二つに色分けできるかもしれません。
もちろん「狩猟型」といっても、上に書いたことを
露骨にはやらないかもしれませんが、お客様は
微妙に感じてるはずです。

お客様としてはやはり、良心的で居心地の良い
「農耕型」のお店に通うことになると思います。

やはり苦しいお店は、目先の利益に走るケースが
多いのではないでしょうか。
お店が思ってるより、お客様ははるかに敏感に
感じていらっしゃると思います。

長く来ていただけるお店、長くごひいきにして
いただけるホステスにならないといけませんね。

もちろん私は「農耕型」系統?で頑張ります。

VIPなお客様

VIPなお客様の中にはほんとにびっくり
する方がいらっしゃいます。

銀座のホステスさんの日記の中で、同伴で
北海道まで行ってラーメンを食べて帰ってきた・・
という記事を読み、銀座はすごいなー・・と思い、
違うお店の仲の良いチーママにその話をしたら

「あー私もあるよ。同伴でラーメン食べようと
 言われ、伊丹空港まで連れていかれて
 北海道でラーメン食べて来たよ。」

え・・・・・こういうのってこの業界では普通???
北海道って京都からの方が東京より遠いし・・・

これは聞いた話ですが、うそではなさそうだし、
もう唖然・・・です。

これを聞いてから折に触れ、びっくりするような
お話を取材?するようになりました(笑)。

ある新地のホステスさんのお誕生日にお花を山のように
買い込み、お店に送ってこられたお客様。
ママが営業妨害だとぼやいていたとか・・。

いろいろ聞きましたが、私自身はというと、びっくり
するようなことまでは・・・残念ながらありません。
一晩で何十万も使われたお客様・・はいますが、
もっと多く使われたお客様の話はごろごろして
いますし・・。

すごいお客様のお話があればまた教えてください。
ブログに書いていただけたらうれしいですね。

でも、こういうびっくりをさせるお客様は、ただただ
驚くだけであまり私的にはなじまないですね。

たくさん使っていただくのは、ほんとにありがたい
のですが、湯水のように使われるのを見ると、少し
抵抗?を感じます。
以前にも書いた「金銭感覚」は麻痺しないように
したいですね。


経営するって・・



今回はRさんではなく、私のお客様のSさんのお話。
Sさんは会社の社長さん。
結構大きな会社で、私はすごくお世話になっています。

同伴がたりない時は、私の予定に合わせてくださったり、
お話もおもしろく、みんなを楽しませてくれる。
そして、何より、どんな相手にも態度が変わらない。
皆が大好きな紳士です。

ある時ママが、お話の流れで
「社長さんっていろいろと大変でしょうね?」という一言から
Sさんのお話が始まりました。

「経営者はみんな孤独だと思うよ・・。」
「この原理はみんなに当てはまる。ママだってそうだよ。」

「経営する人と従業員はどうしても考え方に差がでるんだ。」
「ママも我々には温厚な顔してるけど、内心は思い通りに
 動かないホステス、できないホステスにいらいらしたり、
 お客さんの入りに日々、一喜一憂したり、スタッフや
 ホステスさんとはどうしてもいっしょになることのない
 温度差を感じてるはずだよ。」

「そしてみんなに愛されるお店にしようとは思っていても
 女の子全員に常に一定以上のレベルを要求するのは
 むずかしいよね。女の子はやめたり、入ったりする業界だし
 祇園にはどんな子がくるかわからないコンパニオンも
 存在するしね。」

「店のサービスの質の向上には、スタッフやホステスの
  レベルアップや教育が絶対条件だけど、この点では
  ママも無力感を感じている部分があるんじゃないかな?。」

「正直いうと、今の祇園のお店でどの子を出してもはずかしく
  ない・・というお店はないだろうね。・・・というより、なんだ?
  という子も目にすることがある。」

「話はそれたけど、あらゆる部分に神経を使わないと
 いけない、自分の気持ちを理解してくれる人がいない・・
 という意味では経営者は孤独だよね。」

「暗い話したけど、いいことがあった時の気持ちは
 格別だから、悪いことだけじゃないし・・」

「ミチルだって、売上のお姉さんだから、ある意味
 このお店の空間を借りて個人営業してるんだから
 孤独を感じる時はあるはずだ・・と思う。」

このあとも、いろいろお話をされて、お帰りになりました。
そのあと、ママが私に言いました。

「ミチル、Sさんは私が普段気をもんでいること、大変なこと
 ちゃんとわかってるから、頑張れよって言ってくれたような
 気がするわ。」とママはうれしそうに言いました。

うーん。Sさんとママの間にこんなコミュニケーションが・・
出来る人たちはちゃんと意思の疎通が出来ているんだ・・
と感心したものです。

出来るお客様、普通なら会話することもないであろう
お客様からいろんなためになるお話を聞けるというのは
ほんとにありがたいことですね。

お客様のアドバイス 2

Rさんからのアドバイス

Rさんは、ほんとによく同伴していただきました。
同伴していただくようになって、何回目かは
忘れましたが、ご飯を食べている時にRさんが
言われたことは・・。

「ミチルは私との同伴で今までに遅刻したことが
 ないな。」
「当たり前と言えばそれまでだけど、この業界の
 ホステスさんと待ち合わせをしたら、時間までに
 ちゃんと来ることがあまりにも少ない・・。」

「だからちゃんと時間までに来るミチルは新鮮
 に感じてしまうよ。」

確かに、ホステスという人種は時間はちょうどに
着けばいい・・という感覚の人が多いのは事実です。
だから、ちょっと混んでたり、用事ができたら確実に
時間に間に合わない・・・。

Rさんのお言葉は続きます。

「私が祇園に出だした頃、そう、同伴を初めてするように
 なった頃、ホステスさんがあまりにも遅刻する
 ことが多いのでカルチャーショックを受けたよ(笑)。」

「私達はビジネスマンとしてお客様と約束した時間を
 守る、ということは当たり前の世界で教育以前の
 問題だと思っていた。」

「でも、この業界は違ったよ。遅刻するようなことが
 あっても、ごめんなさい・・と言えばそれで済む
 大変な世界だったんだ。」

「でもなーミチル。やはりそれはおかしいと思うよ。
 お客様を待たせてなんとも思わない世界、
 やはり、それは普通じゃない。」

「多分、お客さんも時間にいい加減になってしまい
 お互いがそれに順応してしまってるんだと思う。」

「でも、そこにその人の人間性や考え方の一部が出てくる。
 ミチルが時間を守るのは、ミチルのお客様に対する
 考え方がちゃんと出てると思うよ。」

「だから、私もミチルとはちゃんとした付き合いを
 しようという気になったんだよ。」

確かに私は約束した時間は守ろうとする方でしたが
Rさんに言われて、この業界にもお客様とホステスと
いう慣れ合いの関係はどうしても仕方のない部分は
ありますが、世間では当然である・・ことが忘れ去られ
ていることがいろいろあるのかな・・と考えさせられ
ました。
この業界にいて、慣れてしまったこと。
その中に、悪い部分があればみんなで変えていく
努力をしなければと思います。

お客様との信頼関係

ホステスとお客様の信頼関係ですが、
最高の関係になると仕事を離れても
続くことがあります。

以前、会社を経営し、ばりばりと仕事をされ、
ばりばり?と祇園で遊ばれたHさん。
社長の座をご子息に譲られ、悠悠自適の
ご隠居生活に。

それを境に祇園の足は遠のきました。
現役時代は私を気に入ってくださり、
ホステスというより娘のように接して
いただきました。

私もお父さんのように甘えさせていただき、
ほんとに楽しく過ごさせてもらいました。

祇園最後の日は、食事に誘っていただき、
祇園でのことを懐かしそうに語られたHさん。

でもHさんとのおつきあいはこれで
終わり・・とはなりませんでした。

ご隠居されてから、一月~二月に一度
Hさんのご自宅におじゃまするように
なったのです。

たいていは日曜日で、朝早く起きてHさんの
お宅に自転車で向かいます。
Hさんのお宅は加茂川がすぐ近くにある
立派なお家。

なぜ早く起きるかというと、Hさん宅は
コリーを飼っておられ、昔は小さかったの
ですが(当たり前)、今はすごく大きくなって
います。
そう、朝の犬の散歩に私もご一緒させて
いただくようになったのです。

早起きは職業がらつらいのですが、おじゃま
する日はちゃんと起きます。
そして加茂川沿いに楽しく犬と戯れながら
お散歩。
私にとっては楽しくリフレッシュできる一時です。

そして散歩が終わると、Hさん宅におじゃまし、
Hさんと奥様と私の三人で朝食、コーヒー
談笑タイムを過ごし、帰宅・・というのが
定例のパターンとなっています。

これこそ、仕事を通じてお客様と信頼関係が
生まれ、損得抜きのおつきあいとなる最高の
ケースではないかと思います。

こういうおつきあいができると、仕事にもやりがいを
感じることができますし、幸せを感じます。

この業界で生きてこられた方々は少なからず
このようなおつきあいがあることと思います。
またお話を聞かせていただけたらうれしく
思います。

お客様のアドバイス 1

お客様Rさんのお話・・
私の大切なお客様の中に、できるホステス
できないホステス、いいお店、悪いお店・・等々
いろいろなためになるお話をしてくださるお客様が
いらっしゃいます。

全部をまとめると一つの論文になるくらい、たくさんの
話をお聞きしました。
でも無理やり持論を押し付ける・・というのではなく
私もなるほど・・といっしょになって聞けるような話が
多く、時間も早く過ぎ去ったものです。

今日はそのお話を出来るだけ具体的に、そして
わかりやすく書けたらいいなと思います。

Rさんのお話

1.ホステスの頑張りをちゃんと見てくれるお客様を
  ちゃんと見極めなさい。
  その人に気に入られたらきっといいお客様になって
  くれる。

  できるお客様はお店やママ、ホステスさんのことは
  ちゃんと見ているよ。自分のことだけ考えて飲んでる
  わけじゃない。
  ホステスのいいところ、頑張っているところは、しっかり
  見ていることが多い。
  
  だからホステスも自分のことだけ考えていたり、しんどい
  ことをいやがったりしているようでは、ほんとのいい
  お客様はなかなかつかないよ。

確かに、私の経験でも、私のいいところを認めてくださって
仲良くなったお客様は、長いお付き合いになることが
多いです。
そのようなお客様がたくさんいらっしゃるほど、ホステスの
仕事も安定し、良い仕事ができるのかもしれません。

やはり、ホステスとお客様という関係ではありますが、
男と女という部分はどうしても存在するにしても、
人と人の関係で親しくなれるのが理想なのでしょうか・・。
なかなかむずかしいですが・・・。

Rさんのお話はまた時々とりあげたいと思います。