祇園ホステス ミチルの日記 -6ページ目

オフの一日

祇園は月曜日から土曜日までお店はオープンしています。
銀座や新地は土曜日も休みなので祇園の方が稼働日は
月に4~5日多いことになります。

 

その分、体調に気をつけないと、日曜日だけでは、体力が
回復せず、それが続くと体調をくずす・・というのが定番です。

私の場合、月に二度ほどお休みをいただいて、体調回復、
リフレッシュを心がけています。

 

ジムに行って汗をながしたり・・・は普段からしているので
休みの日には行きません。

ぐうたらと寝ている時もないことはないですが、できるだけ
昼間は外に出るように心がけています。

 

この前は散歩がてら南禅寺に花見に行ってきました。
すごくきれいでしたよ。
心が洗われるような気分で爽快でした。
やはり美しいものを見るのはいいですね。

 

帰りに本屋さんに・・。
読んでみようかな・・という本がたくさんあったので、
それらをみんな買い込んで、重い荷物にして腕の運動を(笑)。
帰宅したら腕が固まっていました(笑)。

 

そのあと、またまた外出、友人が都おどりのチケットがあると
いうことで、二人で行ってきました。


「祇園甲部歌舞練場」というところでやっており、場所は
「東山区の祇園町」 私達のお店からも歩いて行ける
距離にあります。

 

「ヨーイヤサー」の掛け声ではじまり、芸妓さん・舞妓さんの艶姿な
踊りを満喫しいたしました。
また来年も見によせていただくつもりです。

 

帰りは友人と夕食、すぐ近くのしゃれた居酒屋さんに行きました。
友人とのおしゃべりは楽しく、二時間は飲んで食べて、会話をして
大満足で帰宅。

 

休みの日は体を休めたい・・という気持ちはあるのですが、
このように充実した一日をすごしたあとの方が仕事に
対する意欲は出ますね。

 

これからも、なまけもの・・・になる誘惑に負けず、
出来るだけ動き回る?ように心がけて元気に頑張りたいと
思います。

お客様の好き嫌い

お客様によって、当然のことですが、ホステスと
合う・合わないがあります。
好みや、相性があるので仕方ないことです。

そして、お客様の神経に触るようなことがあったり、
どうしても波長が合わなかったり、容姿が全く好みで
ない場合、お客様はそのホステスを自分の席に
つけないようにお店や、担当のホステスに依頼
されます。

直接、そのホステスに言われるお客様もないでは
ないですが、特に悪いことをしたわけでもないホステスに
直接・・というのは可愛そうなのでやめていただけたらと
思います。

私の担当のお客様が苦手なホステスは、完全に
私の頭の中にインプットしています。
でもホステスへの着く席の指示はスタッフが出します。

これがたまに冷や汗が出るときがあるのです。
私の担当のお客様が来店された場合、できるだけ
お相手させていただきたいのですが、他にも担当の
お客様が来店されたり、他のお客様に呼ばれたり、
ご挨拶に行くこともあり、「いつもお席に」というわけ
にはいきません。

私は席を移動するときは、担当のお客様の様子は
必ず見るようにしています。

その時にたまーにあるのです。
ダメ出しされたホステスさんがそのお客様を接客して
いることが・・。

当然私は冷や汗タラタラ・・です。
すぐに、スタッフに言って私が代わりにつき、平謝り・・。
たいていは、気持ちよく許していただきますが、
同じことが二度あったりしたら・・怖いです。

私だけでなく、売上のホステスさんにとって、安易な
ミスでお客様が店に来ていただけない・・というような
ことになったらホステスにとっては死活問題ですよね。

そう、スタッフはお店にとってすごく必要な人達であり
優秀なスタッフがいるお店はいいお店が多いです。

つい最近の話では、お客様に他店から移って来た
ホステスさんをお付けしました。

そのあと、ママと私が応対したのですが、
「ママ、あのこは前の店で私と相性が合わなかったんだよ」
「そうだったんですか、次からは気をつけますね。」

とこういう会話があったのですが、その後、私と同伴して
いただいた時、二人で席にすわって、一番に席についたのが
そのホステスさん。
またも冷や汗タラタラです。

私はすぐに用事があるふりをして席を離れ、スタッフに
耳打ち。
私がいたので、すぐにチェンジしてもらいましたが、
お客様も????状態でした。

何か笑話のようですが、正直動揺してしまう、まだまだ
未熟な私です。

 

車盗難事件

よく車に乗って店に来るY香。
お酒が飲めないのでよく車でやってくる。
まったく飲めないというのもどうかと思いますが、以前
水割りを一気して倒れたことがある。

 

最近は飲めない・・と称する新人ホステスさんがたまにいる。
よくこの業界に勤めようという気になったと思うのですが、
お店が採用しているのだからどっちもどっちかな・・。

 

Y香は今夜も車でやってきたとのこと。
Y香は飲めないのでスタッフも飲ませるお客様には
つけないようにしている。

 

今夜も普通に終わりそうだったのに、最後についたお客様と
ゲームをして負けてしまって、ビールを一杯飲まされた。

Y香を見ていると明らかに酔っている気配。

「Y香、だいじょうぶ?」
「ミチルさん、大丈夫ですよー。帰りはミチルさんを送って
 行きま~す。」

通り道なので、いっしょに帰れる時はたまに送ってもらっている。

「ちょっと、危ないよ。Y香、お茶して帰ろう。」
「大丈夫ですよ、ビール一杯だけですから。」

「あれ?」
Y香が急に立ち止まった。
「どうしたの?」
「ない!車がないです!!」
「え!ほんと?ここに置いてたの?」
「はい、間違いありません。盗まれた~。」
「じゃあ、警察行こう、警察!」

私もびっくりしてY香と交番に駆け込んだ。

 

おまわりさんとY香の問答。

「あなたホステスさん?」
「そうですよ。」
「ちょっと酔ってる?。」
「酔ってないですよ~。」
「これから帰るところだったの?」
「そうです!」
「でも酔ってるね?」
「今はまだ乗ってないんだから関係ないでしょ?」
「早く手配してくださいよ!」

こんなやりとりの間にY香の携帯が鳴った。
Y香「はい!」
相手「********」
Y香「ああ、N子、車がないのよ~。で今交番に来てるの」
相手「***************」
Y香「え?」
相手「*********************」
Y香「あ!・・・・・・・・・・・・・・・・・」
相手「********************」
Y香「・・・・・・・・・・・・・・・」
相手「********************」
Y香「一度切るね・・・・・・・・・・」

「どうしたの?」
「ミチルさん・・・・車・・ありました~」
「え!あったの?どこに?」
「今日、クラブ***のN子といっしょに車に乗って来て、
 N子の方が早く終わったら先に乗っててって、スペアキーを
 渡してたんです。今、四条通りのすぐそこで待ってるんです。」

 

おまわりさんも唖然としてる。
Y香は完全に酔いも覚めたようです。
おかげで私も覚めました(笑)。

逃げるように交番を脱出。
「Y香、いいかげんにしなさいよ!(笑)」
「ごめんなさい。ミチルさん。でも今日のことは絶対、絶対、
 黙っておいて下さいね。恥ずかしい。お願いです!」
「わかったわよ(笑)。でもよかったー。びっくりしたね。」
「はい・・すみません。」

 

こんな笑い話のようなことが現実に・・この業界、結構笑い話は
事欠かないような気が・・・します(笑)。

笑えるお話がありましたら、また教えてください。

 

続・時間を守る

遅刻ネタ パート2です。
ママが遅刻する時はスケールがでかいです(笑)。
そして天然で、可愛く言われるとあまり腹がたちません。
人徳でしょうか・・・。
いえ、でもいけないものはいけませんよね(笑)。

今回もママに冷や汗をかかされた件です。
以前、ママがホステス時代にお世話になったお客様、
今は、東京にお住まいだそうですが、ママに連絡が
あり、来店されるとのこと。

じゃあ、ごはんをご一緒に・・ということで、私に同席するように
ママから指示を受けました。

約束の時間の15分前に待ち合わせ場所に到着。
10分前、5分前、まもなく指定時間・・・になってもママは
来ません。
まあ、私もここまでは想定の範囲でした(笑)。
でも時間が過ぎてからはあせりだす私。
お客様のお顔も知らないし、ママに電話を・・・。

「もしもし、あー、ミチルちゃん?今、電車に乗ってるから
 小声でしかしゃべれないの。大坂で時間を取られたので
 そちらに着くのがあと30分くらいかかりそう。
 ******というお店に行って先にお相手しておいてくれる?」

私は、その日は着物を着ていたのですが、小走りでお店へ。
その店に着き、お客様が来ておられるかを確認したところ、
当然の事ですが、約束の時間前に来られたとのこと。

はじめてお会いするお客様、ママはまだ来ない。
お部屋に入るなり、自分の紹介と遅刻のお詫びを懸命に
する私。
お客様は笑いながら、

「ああ、大丈夫だよ。ママが時間通りにこないのは慣れてるよ(笑)。」
「でも、ママになってもそれはかわってないんだなあ(笑)。」
「はい、困ってるんですよ。今日は叱ってください。」
「はは!無理無理!(笑)。」

と、いいお客様でほっと胸をなでおろした私でした。

でも、いつも心配したり、冷や汗をかいたり、あやっまたりする役回りの
私は何??・・・・と思いませんか(笑)。

くどいようですが、時間は間に合うように予定を立てて
行動いたしましょう!

 

時間を守る

以前に私達の業界は時間に対する意識がルーズな人が
多すぎるということを書きました。

今回は私が見た冷や汗ものの遅刻のお話を・・。

大事なお客様とのゴルフということで、お客様と、ママ、
私、C子の4人のパーティで約束を。

当日はお客様は直行、私がママとC子を車で迎えに行く・・
ということになりました。

当日、私はしっかりと起床、用意をしてまずママのマンションへ、
前に停車して携帯に電話。

「もしもし、ママですか?今、前に着きました。」
「ごめん、今起きたの。まだ化粧もなにもできてないのよ。」
「えっ!そうなんですか?時間かかります?・・よね・・」
「うん、少しかかる・・」
「わかりました。じゃあ先にC子を迎えに行って、また
 戻ってきますから、お願いします。」

急いでC子のマンションに、
前でC子の携帯に電話すれど、なかなか出ない!
えーっ、まさか・・と不安がよぎったところで
C子が電話に出た。

「もしもし・・・・」
寝起きの声・・・・・
「C子、何してるのよ。時間よ!」
「す、すみませーん。寝てましたー」

私の頭は一瞬パニック状態になりましたが、何とか
冷静を取り戻し、

「C子!今からママを迎えにいったらすぐに戻って
 くるから、すぐに用意しておくのよ!いいわね!。」
「 はいっ!ごめんなさい。」

すったもんだのあげく、スタートにはぎりぎり間に合いましたが、
運転はあせるわ、早めに到着しておられるお客様に携帯で
事情を説明するわで、たいへんな思いをしました。

おかげで?、私だけがゴルフは絶不調。

ママとC子に、
「ミチル、今日は調子悪いわねー。」
「ほんとですねーミチルさん、どうしたんですかー?」

と、心に響くお言葉をいただき、楽しい思いをさせて
いただきました(笑)。

みなさんはどう思われますか?
この業界はこういうことが、結構笑い話になって
しまいます。
でもこういうことがあって、怒ってお帰りになったという話も
現実にあります。

やはり、接客する側が遅れるのはだめですよね。
この業界では遅刻が許されるような環境を
どうしたら少しでも改善していけるのか・・・
心を痛めると同時に、絶望感も持っている私です。

 

日々勉強

私は学生時代は勉強はしましたが、あまり好きではありません
でした。
ただ、社会に出て必要かもしれない、活かせることがあるかも
しれない・・・と思ったことは割と頑張れる人でした。

そして、社会に出たわけですが、やはり、学生の時の
感覚とは違い、カルチャーショックを受けたものです。

・なんてお金持ちなんだろう!
・なんでそんなお金の使い方ができるんだろう!
・なんてしっかりした人なんだろう!
・なんてひどい人がいるんだろう!

なんで? なんて! の連続で考え込んだりもしたものです。

とにかく世間をもっと知ろう・・という気持ちは私に向上心を
持たせてくれました。

銀座のホステスさんのように日本経済新聞も読むように
なり、為替や株式、世界情勢等、なんでも頭にいれようと
いろんな本を読み漁りました。

最初はやはり理解しにくかったことが多く、いやになりかけた
こともありましたが、不思議なもので、わからないなりに
続けていると、ある時から、少しではありますが、おぼろげに
断片的な知識がつながるようになってきました。

それ以来、本はかかさず読むようになり、本代も毎月
ばかになりません。
週刊誌なんかだと、週間現代、ポスト、文春まで、雑学?の
取得まで余念がありません(笑)。

歴史小説も読むので時代劇の言葉使いは得意です(笑)。

4月は水商売物月間と名づけ?、関係本を買い込みました。

1.蝶々さんの「銀座小悪魔日記」
2.蝶々さんの「小悪魔な女になる方法」
3.皆川 真一さんの「ホステスさんに学ぶもてなす女の美学―
   「いい女」になるための56章」
4.高橋 央延さんの「銀座スカウトマン秘密の手帳
   銀座ホステス 男を上げる「悪女」、下げる「悪女」
5.ますいさくらさんの、 銀座ママが教える「できる男」
    「できない男」の見分け方。
6.ますいさくらさんの、 銀座ママが教える「できる男」
    の口説き方。
7.ますいさくらさんの、 銀座「ふたご屋」すずなりの法則
    売りたいお客様に営業してはいけません 。

とりあえず、7冊を購入し、読破中です。

知識は断片的ではだめだとは思いますが、なかなか広く、
深く・・はむずかしくて最初のころは悩みました。
でもどんなことも、注意して、意識して心に少しでも残る
ようにしていれば、案外つながってくることが多いことに
気づきました。

それ以来、努力しているつもりなのですが、まだまだ
勉強不足を感じる毎日です。

このブログを通じても、仲良くさせていただいているみなさんに
日々教えていただき、感謝しております。

「日々勉強」、この気持ちを忘れずに持ち続けることができるよう
頑張りたいものです。

いいお客様

いいお客様を増やす・・といっても一言でいうのは簡単ですが
一体どうするのが一番いいのでしょう。

その前に「いいお客様」の定義とはどういうものなのでしょう。

・よくお店に来てくださる。
・たくさんお金を使ってくださる。
・無理を聞いてくださる。

といったところが定番であがってきそうです。
まあ、「いいお客様」といっても、お店の見方、ママの見方、
ホステスの見方によって多少違うかもしれませんね。
ホステスでもそれぞれの考え方で違うのではないかと
思います。

私はほんとうの「いいお客様」とは以前にも書きましたが、
ホステスとの間で信頼関係が結ばれている・・ということが
大前提のような気がします。

たくさんお金を使っていただけるお客様は「売上」という点では
すごく大事なお客様かもしれません。
でも、信頼関係がなければ、悪く言えば「都合のいいお客様」と
ホステスに思われているかもしれません。

私は、やはり「いいお客様」は地道に、そしてあせらずに
しっかりとした仕事をして、お客様に認めていただかねば
ならないと思います。

信頼関係を築くことのできたお客様は、例外はありますが、
やはり長く、そして心地よいお付き合いができます。
そういったお客様が一人、また一人・・と増えていく。
そういった歴史を積むことができたホステスこそ最強、最高の
ホステスだと私は思います。

この日曜日にたまたま銀座のふたご屋のママである
ますいさくらさんの著書「銀座「ふたご屋」すずなりの法則 、
売りたいお客様に営業してはいけません」を読ませて
いただきました。

題名の通り、いいお客様になってもらいたいなら、売上を
あげようとしたり、おねだりをしてはいけない・・といった
内容です。

私が今日までやってきたスタイルと基本的に同じようなこと
が多く書かれており、間違いではなかっんだと喜びながら
読み終えました。

以前の日記に営業スタイルで「狩猟型」と「農耕型」のことを
書きましたが、ますいさくらさんの本は良いお客様を得るには
「農耕型」でありなさい・・と書かれている・・と私は理解しました。

お客様から見ても、売上に走り、目先の利益を追求する
お店やホステスを見るのはあまりいい気分ではないですよね。

「狩猟型」は常に新しい獲物を見つけていかないと、
生きてはいけない方法だと思います。

私はやはり「農耕型」のお百姓さんでこれからも
頑張りたいと思います。

お客様とゴルフに

ゴルフに行ってきました。
私達ホステス2名とお客様2名でのゴルフです。
ちなみに私はゴルフは・・できます(笑)。

スコアの方は100~110の間がほとんどです。
100を切ったことは片手で数えるくらい・・
110を越したことは・・もっとあります(笑)。
自分で言うのも恥ずかしいですが、フォームは
きれいだと言われます。
その割りにちゃんとあたらないことが結構あります。

今回はお客様P氏のメンバーコースである
滋賀県のAカントリークラブに連れていっていただき
ました。
名門コースだけあってコースは感じよかったです。

男女のペアにわかれて、勝負することに・・
その内容は

1.最初のハーフの敗者
    ゴryフにかかる一切の費用を支払う

2.後半のハーフの敗者
    同伴時の食事代を支払う

3.トータルスコアの敗者
    クラブでの飲み代を支払う

前半・後半とも負けたらかなりの出費になってしまいます。
私達もいいかげんにはできないので少し緊張。

私の腕前は最初に書いた通りですが、相手のR美は
これでもか・・というほどお客様にゴルフに連れていって
もらうほどのゴルフ好き。
シャフトの硬さがどうのこうのと、かなりの通を気取って
います(笑)。
スコアはというと、時々100を切る時がある・・という
レベルで今の私より少しうまいかも・・という感じですが
どちらが勝つかわからないゾーンにはいるようです。

男性陣もいい勝負ということでハンデはなしに決定!

長くなるのでいきなり結果です(笑)。
・前半は   負けました
・後半は   勝ちました
・トータルは 勝ちました

そして私とR美との勝負は
 私  前半54 後半51 トータル105
R美  前半51 後半54 トータル105

なんと引き分けという結果でした。
最終ホールは私が奇跡のバーディー。
相手チームにどっと疲れを与えることに成功!
やはり最後が良い方が勝った気分になれていいですね。
でもR美は私には勝つつもりでいたようでふくれっ面(笑)。

「私、これだけコースに出てるのにミチルさんに勝てなくて
 くやしいです。」
「何いってるの、私は学生時代ゴルフ部だったのよ。
 負けなくかったR美がラッキーなのよ。」
「えーっ!そうだったんですかーー。ミチルさんずるいですよー。」
「ごめん、うそよ(笑)。」
「もーっ!」

と楽しいゴルフとなりました。
気分もリフレッシュできて、R美のようにゴルフ三昧・・というのは
考え物ですが、たまにはいいものですね。

P氏達もキャディーさんにもいばらず、すごく紳士でいっしょにいて
気持ちがよく、そのあとも楽しくお食事、同伴となりました。

お店では勝利のシャンパンで祝杯。
R美は渋い顔で飲んでいます(笑)。
「今日は残念です。」「くやしいですっ!。」
とぶつぶついいながら、たくさんいただいていますが、
食事の時も結構いただいていたので、ちょっと危険(笑)。

「R美ちゃん、あまり飲んだらだめよ!」
「もうだいぶ酔ってるわよ。」
「だいじょうぶですよー。まだまだ。」

結局R美は最後はつぶれました。
責任をとって私がR美を送りとどけて長い一日の終了。

体は疲れましたが心はリフレッシュ。
また明日から頑張ります。

お礼

私の大好きなブログ「役員秘書のひしょひしょ話」で
私達ホステスに対する認識を変えていただいた記事が
書かれていました。

会社の役員の方々に届く、クラブのママやホステス
からの書状を最初の3ケ月は違和感を感じて
捨てておられたとか・・。

その後、私達の業界のブログを見て、私達への
理解が深まり、今では快く、役員の方々にお渡し
いただいている・・という内容です。

私にもわざわざメーッセージをいただきました。
ありがとうございます。

私達はほんとにお礼の意味を込めて(もちろん営業も
兼ねていますが)自筆で書状を送らせていただく事が
多いです。
その方が気持ちが伝わると思うから、皆さんそうされて
いるのだと思います。

私の場合、電話番号をお聞きした時と同じように、
郵便物は送らせてもらっていいか、またご自宅か
会社かどちらがいいかを確認させてもらっています。

郵便物を送って、まずそれをご覧になるのは、通常は
ご自宅なら奥様かご家族、会社なら秘書の方か
係りの従業員の方でしょうね。

今回ひしょひしょさんが最初に感じられたことは
ごく自然で普通のことだと私は思います。
ご本人の方以外が封書をみて良く思っていただく
ことはまずないでしょうね(笑)。

今日、ひしょひしょさんの記事について書いたのは
書状のことを書きたかったのではありません。

このブログを通じてひしょひしょさんのように、
少しでも理解していただける方が出来た・・・
ということがすごくうれしく思いました。

ひしょひしょさんの今回の記事のタイトルは
「お詫び」でしたが、お返しに私の記事のタイトルを
「お礼」にさせていただきます。
あたたかい記事をありがとうございました。



http://secretary001.ameblo.jp/entry-4c66c79b1d0e6e53d5926e90980cc474.html

アフターでカラオケ

私が担当させていただいているB専務。
まだ50歳で年齢よりかなり若く見える。
スーツ姿もきまっています。

そのB専務。
ラストまで飲まれた後、珍しくアフターのお誘い。

「ミチル、この後カラオケに行こう。」
「カラオケですか?いいですよ。でも珍しいですね。
 どうされたのですか?」
「ああ、明日は一日自宅でゆっくりできるんだ。
 だからちょっとストレス発散だよ。」

ということで、B専務の最近のお気に入りのY美も
誘って、私としても久しぶりのカラオケとなりました。

Y美「Bさんの歌聞きたい!」
B専務「よーし、私の小学生時代の曲から歌うぞ!」

これから恐怖の知らない歌手?の知らない曲?の
始まりになるとは・・

私はこの日記に書こうとしっかりと曲をメモしました。

1曲目:  ザ・タイガース「花の首飾り」
2曲目:  ザ・テンプターズ「エメラルドの伝説」
3曲目:  じゅん&ネネ「愛するってこわい」
4曲目:  城 みちる「イルカに乗った少年」
5曲目:  愛崎 しんや「気になる17歳」
6曲目:  新沼 けんじ「嫁にこないか」 
7曲目:  西郷 輝彦「星のフラメンコ」
8曲目:  にしきのあきら「空に太陽があるかぎり」
9曲目:  沢田 研二「危険な二人」
10曲目: 森田公一とトップギャラン「青春時代」
11曲目: 西城 秀樹「ギャランドゥー」

この間、私達が歌ったのはそれぞれ1曲のみ・・

Y美「Bさん、もう小学校時代は終わりましたか?」
B専務「ん?今やっと中学時代にはいったかなー」
私達「・・・・・・・」


それにしてもB専務の持ち歌はすごいです。
私は聞いたことのある曲はちらほらありますが
Y美はほとんど知らない・・というかもう自分の曲を
歌うのをあきらめている。

11曲目が終わり、ようやくB専務、パワーダウン。

3人で仲良く歌ってようやくお開きに。
今日はB専務の恐るべき持ち歌とパワーに
毒気に当てられた私達。

でもそれなりに盛り上がっていたのはなぜ?

今回はB専務が歌われた歌をなつかしく感じる
方もいらっしゃるだろうなと思い書いてみました。
適当にメモったので曲名に誤字があればお許し
ください。

B専務、カラオケでお疲れになりましたが、
翌日「すごくリフレッシュできたよ。ありがとう。」
とのメールをいただき、ほんとによかったと思います。

普段、ばりばりと仕事をされてる方々が私達のお店に
こられ、リフレッシュされてお帰りいただく。
これは私達ホステスにとって、いちばんうれしいことだと
思います。
これからも頑張ります・・。